【子連れでお出かけ】無料で楽しめる!0歳児とICCへ行ってみた
「美術館、しばらく行ってないなあ」
かくいう私も第一子を出産してから美術館なんて行きませんでした。
だって、美術館って「静寂を楽しむための空間代表」じゃないですか?
いつ暴れ出すかわからない子連れで美術館なんぞ行けるものか!!
・・・って思っていました。
ただ第二子が生まれてみると「ん?これはもしや行けるのでは?」と思い始めるように。
なぜなら我が家の第二子はベビーカーに入れるとそれはそれはよく眠る子だったのです。むしろ布団の上ではお昼寝にも時間がかかる一方ベビーカーに入れるとコロリと寝るではありませんか!これなら美術館にも行けるかも!ただ、人気の〇〇展で数時間待ち、とかだと流石に難しそう。
空いていて、いざとなったら(泣き出してどうしようもなくなったら)すぐに退席することも考えてお財布に優しい美術館がいいなあ・・・ってそんなところあるのか?と調べていたらありました!京王新線初台に!!しかも入場料は無料!え!?0円!?
行ってきたのはICC(インターコミニュケーションセンター)、NTTが運営しているそうです。
ただ厳密に言うと「美術館」ではなく「展覧会」です。
展示されているのはメディア・アート作品。要は映像作品などがメインです。
入口から早速おもしろそうな展示物発見。
電話ボックスに入って受話器を取り映像を見る作品。
こんな感じで体験しながら作品に触れるものが多数です。
正直、コンセプトが高尚すぎてわからないものも多かったですが、最新のテクノロジーに触れることもでき、何と言ってもこれらが無料で体験できるのは素敵です。
ICCは初台のオペラシティ4−5階にあります。
オムツ替えシートなどはオペラシティ内のトイレに設置されているものを使うこともできますが、ICC内には綺麗なベビールームがあるので授乳が必要な赤ちゃん連れでも気兼ねなく遊びに行くことができます。
授乳室もきれい!
ベビーカーを置くスペース表示がありましたが、ベビーカーで回ることもできます。
ベビーカーで回ると迷惑なのでは?と思いきや、むしろ開館直後はお客さんが全くおらず、貸し切り状態でした。
特に面白かった作品がこちら。
Haptic TV
映像に音声だけでなく「触感」を取り入れたもの。
映像は6つあって好きなものが見られるのですが、その中に「出産ドキュメント」なるものがあり、赤ちゃんの心拍を感じられるというものでした。
しかもこちら靴を脱いで小上がりに上がり鑑賞する、という作品なのですが、まるで広〜いリビングのような小上がりだったため、ちょうど起きてしまった娘をしばらく遊ばせることができました。笑
遊ぶ娘
最後は記念撮影をして帰ることができます。
というのは冗談で「記念撮影」ではなく、これも作品の一つです。まず自分の顔を撮影すると撮影された顔を元に眉・鼻・口の位置やサイズ、顔輪郭の形状を変化された9枚の人物とオリジナルの1枚が表示され、10枚の顔写真から「本物」の1枚を探すというもの。意外と自分の記憶というのは曖昧なんだなあということがわかる作品でした。
10枚の顔写真はプリントアウトすることができるので(もちろん無料)、良いお土産になりました。
お出かけ先に困ったら是非行ってみてください。